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和弦 Wagen Pick up

CHACHANOMA Wagen

和弦 Wagen

価格:

5,000円 (税込)

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在庫

茶茶の間の玉露
『和弦』
CHACHANOMA Wagen

● 品種:やぶきた ● 採取:手摘み ● 産地:京都府相楽郡和束町 ● 茶種:玉露
● Tea cultivars:Yabukita ● Picking:Hand picking ● Tea grown region:Kyoto ● Type:Gyokuro


『穏やかな味わい、大樹のような余韻 玉露のひとつのかたち』
口の中を撫でるような優しい甘みと、しっとりとした草原を思わせる香りがいつまでも続く味わいのお茶です。 「やぶきた」の爽やかな香りと玉露の製法由来の艶のある海産物のような香りが重なり、品のあるグラッシーな香り、時にはクチナシや蘭のような華やかさを感じられます。
玉露のイメージにある力強い味わいとは少し異なる繊細な香味をもち、穏やかな味わいでありながら力強い大樹のような余韻が感じられるお茶です。香りの広がりには上質な年数を経たウィスキーを飲んだ時と似た印象があります。茶葉を寝かせることで落ち着いたまとまりのある味わいになりました。茶樹の育つ環境と、人がかける手間。玉露というお茶づくりのひとつの手法が作り出した唯一無二のお茶です。


『伝統的な宇治茶の産地』
産地は京都府の南部に位置する相楽郡和束町。宇治茶の産地として知られる山間部で育ちました。標高200~300メートルほどに畑があり、周りは700メートルほどの山に囲まれています。お茶づくりが始まったのは鎌倉時代に明恵上人からお茶の種を分けてもらい、この山で栽培をしたのが始まりと言われています。冬の寒さは厳しいのですが、寒暖差によって立ち込める霧や、急峻な斜面によって光が遮られることで香りのよいお茶が育ちます。


『手間を惜しまず完成する香味』
「和弦」は和束の土地で、有機栽培の高品質の玉露を作ろうというコンセプトのもとに作られました。玉露は煎茶とは畑での管理が異なり、摘み取り前の20日ほどを日光を遮って育てることで、旨味が引き立った味わいになります。香りもかぶせ香と呼ばれる海苔などを思わせるようなしっとりとした香りがつき煎茶の香味との違いになります。
「和弦」は煎茶をつくっていた自然仕立ての畑に遮光ができるように棚をつくり、玉露の園地として新しく仕立て直しました。江戸時代からお茶づくりがされている場所にある畑は穏やかな日照と風が吹き抜けるとても条件の良い立地です。柔らかい玉露の新芽は水分含有量が多く、仕上げで茎などを取り除くことで煎茶の半分ほどの収量になります。丁寧に手をかけて育てられている希少なお茶です。
製法は玉露ですが、煎茶の味わいに近い印象があります。一般的な玉露の淹れかたで低温で何煎かに分けて濃厚な味わいを楽しむことも出来ますし、熱湯でサッと香りを引き出して淹れるのもおすすめです。ご自由に楽しんでみてください。


『繊細な柔らかい甘み 吹き抜けるやぶきたの香り』
繊細なお茶の甘みと香りが特徴的です。口に含むと軽やかでありながら柔らかく口内全体を刺激するような甘み、口のなかが蕩けていくような心地良い感覚を味わうことが出来ます。ゆっくりとお湯に浸した茶葉は味わいや渋みはとても穏やかで、お茶の甘い出汁を飲んでいるようです。ですが、お湯に触れた茶葉からはやぶきたの香りの中にある野草のような荒々しい香りが引き立ち、青臭くすら感じられるほどの野趣あふれる香りが広がります。良い茶葉にしばしばあるのですが、茶葉の香りが強すぎるほどでもお茶になると心地よい香りになります。「和弦」も淹れたお茶からは荒々しさは無く、繊細な柔らかい甘み、淡いのですが薄くはなく力強く感じられる旨味、そして風が吹き抜けるような爽やかさの奥から、古い樹木を思わせる穏やかなどっしりとした深い味わいが広がります。


『溢れだすお茶のクオリティ』
さらに茶葉が開いてくることでお茶の持つ重厚な味わいも広がります。茶葉の奥から香りがあふれ出しクチナシや蘭のような華やかな香りが感じられ、それによってお茶らしい味わいのふくらみも引き立ちます。キリリと引き締まった渋みをアクセントに飲み終わった後にもずっとお茶の味わいが口の中にとどまっているような心地よい余韻につながります。
冷えてくるとメロンやライムなどを思わせるような香りも感じられ、甘いお茶のジュースを飲んでいるような香味を楽しむことが出来ます。



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